
いちごメイトのみなさん、元気に頑張っていますか?天気予報によると、今年の夏は昨年以上に暑くなることを覚悟しなければならないようです。少しでも涼しく過ごせる方法を考えて、元気に乗り切りたいものですね。
王さまは子どもの頃、夏になると毎年家族で海に出かけることが楽しみでした。王さまの育った山梨県には海がないので、お隣の静岡県の静浦という海辺の町に1軒の家を借りて、両親、弟妹、親戚の人たちと夏の1か月ほどを過ごしていたことが、小さい頃の鮮明な記憶として残っています。
大人になってから、その近くに魚釣りに行ったことがありますが、王さまの記憶の中の海とは全然違っていて、あの場所はどのあたりだったのだろう?開発によって景色が変わってしまって、どこかは分からない場所になってしまったのかもしれないな、と思いました。
考えてみると、その頃は、山梨県の甲府から静岡県の静浦に行くには、富士川に沿って走る富士身延鉄道(大正時代に開通・現在はJR東海身延線)から乗り継いで3時間半もかかりました。子どもだった王さまは両親に連れられて行くだけでしたが、当時、その旅行のためにどれだけの準備が必要だったのだろう?と考えると、たぶん、今の海外旅行よりもずっと大変だったと思うのです。
大変な準備をしてでも、子どもとの夏の想い出のために、毎年静浦の海に連れて行ってくれた両親への感謝の気持ちが、今更ながらにこみ上げてきます。
さて、みなさんは今年の夏、どんな計画を立てているでしょうか?
旅行の計画を立て始めている人もいるでしょうし、勉強の夏と決めて受験に向けて綿密な計画を練っている人もいることでしょう。
時間はみんなに平等に過ぎていきます。夏の間にあんなこともこんなこともしたいと思っていたのに、終わってみたら、結局何もしなかった…なんてことにならないように、今からやりたいことをリストにしておくのもいいと思います。
昔と違って、今は旅行に行きたいと思ったら、すぐに予約が出来て、移動の手段もいろいろ選べます。やりたいなと思ったことをどうすれば実行できるかを調べることだけだって、勉強になると王さまは思います。
みんなが、この夏の新しい体験を通してひと回りもふた回りも成長し、その想い出が何十年も後まで心の中に残って、懐かしく愛おしく思い出されるものであってほしいと願っています。
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