2026/06/10

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いちご新聞7月号|いちごの王さまからのメッセージ

たくさんの人たちと紡いできた歴史は、素晴らしい宝物です。

 いちごメイトのみなさん、今年も早くから夏を思わせる暑い日があり、今年から設定された「酷暑」の日がこれからやってくることを覚悟しなければなりませんね。
 人間は自然に逆らえませんが、少しでも涼しく過ごせるように知恵を絞って工夫しながら、暑さを乗り切っていきましょう。

 

 王さまは先日、すごく懐かしい人に会いました。その懐かしい人というのは、サンリオがまだ山梨シルクセンターという社名だった頃、初めて商品企画担当として採用された4人のうちの1人で、なんと50年ぶりの再会でした。
 4月に山梨いちごの王さまミュージアムが出来てから、「大好きなサンリオの歴史が詰まったミュージアムを作ってくれてありがとう」とか「王さまの戦争体験を知って、“みんななかよく”の大切さを強く感じた」というお手紙やメッセージがたくさん届くようになって、王さまもそれらを1通1通読んでいるのですが、その中に「私は1970年代に商品企画にいました。山梨いちごの王さまミュージアムに早速行ってきました。展示品の1つ1つが懐かしくてたまりませんでした。私が企画したものでミュージアムに展示されていないものを持っているのですが、もしよかったら展示してくれませんか」というお手紙があったのです。
 送り主の名前を見て、王さまは「あっ!」と思いました。当時は、まだ社員が30人ぐらいで、新聞に山梨シルクセンターの求人広告を出しても応募してきてくれる人はあまりいませんでした。ようやく応募してきてくれた人には、王さまが直接面接をしていました。その中から、初めて企画担当として採用した4人のことはよく覚えていました。
 懐かしさと連絡してきてくれた嬉しさで、さっそく連絡をとって、現在の商品企画部の人たちと一緒に会うことになりました。
 当時はキティちゃんが誕生したばかりで、商品企画担当といっても手探りで、何を企画すればよいか?企画したものをどこでどうやって作ればよいか?をゼロから考えなければならなくて大変だったけど、すごくやりがいがあったこと。キティちゃんやパティ&ジミーがどんどん人気になり、商品作りが忙しくて、てんてこ舞いだったこと…等々、いろいろな懐かしい話が次から次に出てきて、止まらなくなってしまったのだけど、最後に、「あんなに楽しい仕事が出来て幸せでした。今も当時のキャラクターたちが大活躍をしている姿を見ると本当に嬉しい」と言ってくれました。
 その時に持ってきてくれた懐かしい商品は、そのあとすぐ、山梨いちごの王さまミュージアムに展示しました。

 

 サンリオのキャラクターやグッズを作ってきた人たち、それを愛してくれた人たち、いちごメイトのみなさん…どんどん広がってきた、たくさんの人たちと紡いできた歴史は素晴らしい宝物だな、と王さまは改めて感じたのでした。