いちご新聞7月号｜いちごの王さまからのメッセージ

　いちごメイトのみなさん、蒸し暑い日が続いていますが、元気に頑張っていますか？
　今年50周年を迎えたキティちゃんも頑張っていますよ。いちご新聞にも、昨年の11月号から毎号、キティちゃん50周年のいろんなニュースや、日本だけでなく世界中で行われているイベントの様子が写真で掲載されています。
　みなさん、いつもキティちゃんと仲良くしてくれてありがとう。

　キティちゃんが初めて商品に登場したのは、1975年に発売されたプチパース（小さなお財布）で、一緒に発売された5つのデザインの中の1つだったことは、昨年連載した『いちごの王さまのサンリオ歴史館』に書いたので知ってくれているお友だちも多いと思います。
　『かわいい』『なかよく』『思いやり』を伝え続けてくれているキティちゃんのこと、王さまも大好きです。

　今年の春、サンリオショップとしては1番大きな「Sanrio NISHIGINZA店」がリニューアルしたので、王さまも行ってみたらその日ちょうどキティちゃんがグリーティングに来ていました。たくさんのお友だちがキティちゃんに会いに来てくれていて、キティちゃんはとても嬉しそうにみんなと写真を撮ったり、手を振ったりしていました。
　王さまもみんなと一緒に「キティちゃーん」と声を掛けたら、王さまに気づいてくれて、手を振り返してくれました。
　王さまは、頑張っているキティちゃんに何かプレゼントをしたい気持ちになって、キティちゃんに「一緒に当りくじを引こうよ」と声をかけに行きました。キティちゃんは喜んで王さまと手を繋いで、レジの横の当りくじコーナーに行き、「せーの」で一緒にくじボックスに手を入れて、1枚ずつ引きました。王さまもキティちゃんもシールが当たりました。
　キティちゃんと一緒に当りくじを引くのは、王さまも初めてでした。
　その時、キティちゃんと王さまの周りには、キティちゃんに会いに来てくれていたファンの人がたくさんいて、「キティちゃんは何が当たるかな？」って、みんなで見守ってくれていました。
　その中の1人が王さまのところに来て、「私は生まれた時からずっとキティちゃんと一緒に生きてきました。優しいキティちゃんは私のあこがれで目標です。キティちゃんみたいに優しくなりたいなっていつも思っているんです」と話してくれました。
　王さまはその言葉を聞いて、この世の中の人全員がこの人のように「優しい人になりたいな」って思うようになったら、どんなにいいだろう。きっと、争いや意地悪のない、みんなが笑顔になれる世界がやってくるにちがいない、と思いました。
　キティちゃん、これからも「なかよく」のシンボルとして、世界中のみんなに笑顔を届けてね。

　キティちゃんは、昨年の11月から、「めざせ100店舗！だいすきなみんなに会いに行くよ！『ハローキティ50周年全国ツアー』」で全国を回っています。みなさんもキティちゃんが近くに行った時には、会いに来てくださいね。