2023/02/10

いちご新聞3月号|いちごの王さまからのメッセージ

王さまはみなさんの新生活を応援しています!

 いちごメイトのみなさん、少しずつ少しずつ春に向かって季節が進んでいるけど、まだまだ寒い毎日を頑張って過ごしていますか?
 王さまのお庭では、1月に苗を植えた春のお花たちが頑張って寒さを乗り越えて、つぼみを膨らませ始めています。王さまにはその姿が「春になったら咲くよ」って合図をしてくれているように見えて嬉しくなります。
 
 みなさんは「春になったら…」って考えていることはありますか?
 冬の間はどうしてもお家の中に閉じこもりがちになってしまうので、春になったらやりたいことをいろいろ考えて空想するのは楽しいことですね。
 王さまは春になって暖かくなって桜が咲いたら、近所の桜並木をお散歩したいな、とか、いちご摘みに行きたいな、とコロナ前に楽しんでいた春の行事を思い出しています。今年こそはマスクなしで出かけられるようになるといいのですが。
 
 卒業、入学、入社とこれから新しい世界に歩み出そうとしている人たちには、この春、別れと出会いが待っています。
 同じ教室で机を並べて勉強したり、遊んだりしてきた仲良しのお友だちと別れなければならないことは、とても寂しくて離れたくないと思ってしまうものだけど、その先には新しい出会いが待っているから、そのことを楽しみに人生を歩んでいきましょう。
 
 思い起こせば王さまも昔、大学に進学する王さまと、戦争に行くことを決めて予科練に入隊することにした幼なじみの友との別れがこの時期でした。
もう会えなくなってしまうかもしれない寂しさと自分たちの未来への不安が押し寄せて、涙が止まらなかったことを今も鮮明に覚えています。王さまが学生だった頃は、そういう時代だったのです。
 時代は変わりましたが、友だちとの友情を大切に思う気持ちは今も昔も同じだと王さまは思います。
 学生時代、長い年月を一緒に過ごしながらお互いに成長してきた友だち、まだ何者でもなかった頃からの自分を知ってくれている友だちは得難く、かけがえのない存在だと大人になってから気づく人はとても多いものです。
 だから、離れ離れになってしまうお友だちとも連絡を取り合って、またいつか思い出話が出来る関係を築いていってくださいね。
 
 春は未来へ続く別れと出会いの季節です。
 王さまはみなさんの新生活を応援しています。それぞれの未来に向かって大きく羽ばたいてくださいね。

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