2026/08/10

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いちご新聞9月号|いちごの王さまからのメッセージ

みなさんは、どんな秋を過ごしていますか?

 いちごメイトのみなさん、まだまだ暑いけど、元気に頑張っていますか?
 日本は四季がある国だったのに、最近は春と秋がとても短くなって、夏と冬だけの二季になってしまった、と言われています。
二季になるなら、春と秋の二季になってほしいと思ってしまいますが、これから地球はどうなっていくのだろう?と心配でたまりません。

 

 短くなってしまった秋ですが、芸術の秋、読書の秋、食欲の秋…であることには変わりありません。短いからこそ、その時期を大切に過ごしたいものですね。

 

 王さまは最近、久しぶりに映画館に映画を観に行きました。最近の映画館のシートはすごいですね。ゆったりしていて、前の席との間は足が伸ばせるくらい離れていて、音響も素晴らしく、昔の古くて狭い映画館を知っている王さまは、クッションが効いた深いシートの背もたれに寄りかかりながら、「昔の映画館は前に座高の高い人が座ると、スクリーンの下に出る洋画の字幕が読めなかったものだな」と思い出していました。

 

 サンリオは1970年代から1980年代にかけて、アニメ映画や実写映画など様々な作品を世に送り出してきました。
 日本国内で手掛けた第一作目になったのは、やなせたかしさんの原作・監督による『ちいさなジャンボ』。1975年に完成したサンリオ映画第一作目は劇場公開ではなく、五反田TOCのいちごメイトパーティで初上映されました。王さまは、ようやく完成した第一作目の映画をまず、いちごメイトたちに観てもらいたかったのです。
 その頃、ロサンゼルスにサンリオ・フィルムという会社を作って、そこでは『愛のファミリー』というベトナム戦争孤児とその里親であるデボルト・ファミリーの実写映画を制作していました。その映画は製作に3年かかりました。
 日本とアメリカの両方で映画製作を行ない、『愛のファミリー』がアメリカで公開された1977年に、日本で公開されたのが『チリンの鈴』でした。
 『チリンの鈴』は昨年、オリジナルの35ミリフィルムから新たにテレビ映像化した綺麗なバージョンでNHKで放映され、話題になりました。やなせたかしさんの描く、かわいいチリンの絵から子ども向きの内容だろうと思って見たら、大人でもとても考えさせられる内容だったという声が多数届きました。当時、やなせたかしさんと「生きるって何だろう?自分だけでなく、人間だけでもなく、地球上で生きているものすべての“生きる”をテーマにした物語が必要だよね」と話し合って、子どもも大人も関係なく、みんなが“生きる”について考えてもらいたい、と思って製作した映画でした。
 王さまの映画製作のテーマは「人と人とのつながりが生む感動を届けたい」ということでした。

 

 世の中にはいろいろな映画がありますから、みなさんもぜひ“映画の秋”を楽しんでみてくださいね。ちなみに王さまが観に行ったのは、マイケル・ジャクソンの人生を映画化した『Michael / マイケル』です。圧倒的な歌唱力とダンスパフォーマンスで愛され続けるエンターテイナーの素晴らしさに感動した1日でした。

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