いちご新聞1月号｜いちごの王さまからのメッセージ

　いちごメイトのみなさん、新年あけましておめでとうございます。
　さて、今年はどんな年になるでしょうね？

　今年は午（うま）年です。午（馬）は古来より福を運んでくる動物と言われてきました。神社で絵馬を奉納する慣習があるのは、馬が神様の使いと信じられてきたからなのです。
　また、馬にちなんだ言葉にはこんな言葉があります。

『左馬』 馬を逆から読むと「舞う」になり、舞は祝い事の象徴
『馬九行久』 「上手くいく」に馬という字をかけたもの
『馬到成功』 古代中国の「馬が駆けつけると勝利をもたらす」という由来から、「着手すればたちまち成功する」という意味
『千軍万馬』 千の軍と万の馬を従えたような勢いがあること。経験豊富で頼りがいがある人物を指す

　世界には今まさに解決していかなければならない問題がたくさんあります。今年は神様の使いである馬が力強く背中を押してくれる年なので、問題がよい解決へ向かう年であってほしいと思います。

　王さまには、2026年を迎えるにあたって、楽しみなことがいくつかあります。
　まずは、今月号の32ページにも載せている『山梨いちごの王さまミュージアム』が今年の春いよいよオープンすることです。
　このミュージアムでは、サンリオの創業時からの歴史と理念について知ってもらうことを目的に、当時のサンリオグッズもたくさん展示することになっています。
　山梨県出身の王さまが「どうしてサンリオという会社を創ったのか」「いちご新聞をいちごメイトたちと一緒に育ててきた歩み」を知りたいと思う人のために、山梨県にこのミュージアムを作りました。いちごメイトのみなさんも、オープンしたらぜひ来てもらえたら嬉しいです。

　楽しみなことは他にもあって、王さまの大好きなバッドばつ丸は、今年のサンリオキャラクター大賞で何位になるだろう？とか、“みんなでハーモニカ”を今年は去年よりもたくさんの人とやりたいな、とか、心がワクワクすることを今年もみんなと一緒にやっていきたいと思っています。

　世界中が平和で、みんながなかよく笑顔で過ごせること、そういう世界に近づいていくための1年であることを王さまは願っています。