いちごの王さまからのメッセージ

4月のメッセージ

いちごメイトのみなさん、今年も春がやってきましたね。毎年、4月号のいちごの王さまのメッセージを書く時は、このイラストのように日本中に桜が咲いて、心がうきうきしてきて、これから楽しいことがたくさんありそうな気持ちになるのですが、昨年から続いている新型コロナウイルスによる肺炎が未だに収まらないことで、今年の春は不安な気持ちが大きくて、なかなか楽しい気分になれません。去年も大勢でのお花見は自粛要請されてしまって、きれいに咲いている桜がみんなに見てもらえずとても可哀想だったけど、今年も公園でのお花見は規制がかかりそうで残念です。
でも、せっかく春になったのだから、桜並木の下をマスクをして、お散歩するくらいはできたらいいな、と思っています。

去年、コロナという感染力の強いウイルスが突然現れて外出ができなくなってしまってから、王さまはいろいろなことに気づきました。
お友だちにカードやメールを送って、お返事が来ることがこれまで以上に嬉しいこと。電話で声を聞くのも嬉しいけど、テレビ電話で顔を見ながら話せることは、まるで会っているように思えること。最初は慣れなかったけど、今ではアプリで顔を加工して楽しんだりすることも覚えました。
用事がなくても電話をしてもいいし、気持ちが沈んでいる相手を笑顔にすることは、友だちや家族でなければできない大切なコミュニケーションなんだなって気が付きました。

あとは、お家にいる時間が長いので、昔のいちご新聞を読み返したりもしました。時間がたっぷりあるから、隅から隅まで小さな記事の1つ1つまでじっくり読んでいます。いちごのお姉さんたちが毎号頑張って楽しいいちご新聞を作ってくれていて、お家で時間を過ごすのにぴったりで時間を忘れて読みふけりました。あらためて、ステキな新聞だなって思いました。

日本でもワクチン接種が進めば、コロナのために不自由を強いられる生活から抜け出せるはずだから、あと少しの辛抱だと王さまは自分に言い聞かせて、1日1日を過ごしています。
コロナが収まったら王さまが真っ先にやりたいことは、コロナの前まではあたりまえに出来ていたことだけど、仲良しのお友だちと一緒に外食をすること、遠くに住んでいるお友だちに会いに行くことの2つです。それが出来ることがどんなに幸せなことかをこの1年で痛感しました。
コロナは必ず終わります。それまで、みんな元気でいて下さい。あと少しの辛抱です。頑張りましょう。

関連キャラクター