いちごの王さまからのメッセージ

3月のメッセージ

人類の新型コロナウイルスとの長い戦いによる我慢の日々が、もう1年以上も続いています。
その中でいちごメイト1人1人が感染予防に気をつけながら、毎日頑張って過ごしていることを思うと、王さまも、マスクをつけると息が苦しくて大変だけど、みんなと一緒に頑張らなくてはという気持ちになります。
あとどれぐらいこの恐怖が続くのか、先が見えない不安もありますが、こんな時こそ、みんなで励まし合って乗り切らなければならないと王さまは思っています。

コロナが現れるまでは、ごく普通に行われていたことが出来なくなってしまい、悔しくて、悲しくて、さみしい気持ちを世界中のみんなが味わいました。
仲間が大勢集まってお話しすること、一緒にご飯を食べること、旅行をすることがどんなに幸せで楽しい時間だったかを考えさせられますね。またあの幸せで楽しい時間を取り戻すためには、人類がこのウイルスに勝たなければなりません。ワクチン接種もそのための人類の知恵です。
これまでも、人間は多くの困難を知恵で乗り越えてきました。今回もきっと乗り越えられるはずです。ただ、このウイルスに打ち勝つには世界中の7割の人々が免疫を獲得しなければ収束しないと言われています。それには自分の国だけのことを考えるのではなく、世界中が協力し合って、人類VSウイルスの戦いを制しなければなりません。
昔から、私たちのご先祖様も疫病や流行り病と闘ってきました。コロナが流行り始めてから、江戸時代にはアマビエという守り神を描いて疫病退散を願っていたことが話題になりました。

節分に豆まきをするのも、邪気や悪いものを落として新しい年(春)に幸運を呼び込むためとされています。暦の上で春が始まる『立春』の前日、つまり冬の終わりの日に行われている室町時代から続く風習です。
前回2月号のいちごの王さまからのメッセージで、節分の日を例年と同じ2月3日と間違えて書いてしまったことをここで訂正します。
今年は立春が124年ぶりに2月2日になる年だということを王さま2月号の原稿を書いた後に知りました。
どうして立春の日が変わるのかと言うと、地球の公転周期は、正確に私たちが思っている1年365日きっちりではなく、実際は約365.2422日でちょっとずれるから、その調整のためだそうです。前回、節分が2月2日だったのは1897年だというのですから、今生きている人は、人生で初めての2月2日の節分の年ということになります。
みなさん、今年は2月2日の節分に豆まきをしましたか?みんなの豆まきパワーで今年の春にはコロナが収まってくれることを心から願っています。

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