12月のメッセージ

 今年も12月号のメッセージを書く時期がやってきましたが、今年の始まりには全く想像していなかった1年になってしまいました。
 今年は、何と言っても2月頃から中国で始まって世界中に感染が広がった新型コロナウイルスが、私たちの日常を大きく変えてしまった年だった…と誰しもが同じ気持ちでいることでしょう。王さまがこのメッセージを書いている日までに、実に世界の人口の1割がこのウイルスにかかったという報道がされていて、重症化している人も亡くなった人もかなりの人数ですから、本当に恐ろしい病気です。
 今年中に決定的に効く薬やワクチンが開発される見込みは薄く、この問題は来年以降も続いていくことに不安な気持ちがぬぐえません。
 4月に緊急事態宣言が出されて、学校が休校になったり、働いている人々も自宅待機をしなければならなかった期間を思い出すと、今は対策を取りながら、登校や外出が出来るようになっています。経済活動も政府の後押しもあり、少しずつ戻りつつありますが、完全に元通りに戻るにはあと何年かかるのか、それまで持ちこたえられるのか、心配の声があちこちから聞こえてきます。

 王さまは長く生きてきましたが、世界中の国々で次々に罹患して、人々の生活が大きく変わってしまうような事態は経験したことがありません。
 しかもこの病気は、人から人へ簡単に飛沫感染してしまうため、学校や職場で集まっておしゃべりすることやスポーツ観戦、コンサートなどがことごとく禁止されてしまい、楽しみがすべて奪われてしまった気持ちになりましたね。
 王さまも大好きなお相撲が無観客で静かに行われている様子をテレビで見た時は、とてもさみしい気持ちになりました。
 でも、人間にとって1番大切なものは命ですから、自分自身もそうですが、大切な人、大好きな人たちの命を守る行動をとることを最優先に、あと少し我慢の日を過ごしましょう。

 クリスマスも年末も、今年は例年のように楽しいパーティは開けないかもしれません。でも、本当は会いたくてたまらない気持ちはみんな同じはずです。
 こんな時だからこそ、会えないお友だちに小さなクリスマスプレゼントとカードを贈りませんか?
 今年はみんなの心にさみしさでぽっかり穴が開いてしまっている状態だから、あたたかいメッセージやプレゼントは、きっとその穴を埋めてくれると思うんです。
 そのためのプレゼントをお友だちの顔を一人一人思い出しながら選んだり、クリスマスカードを書くことは、自分自身の心もあたたかくしてくれますよ。

 来年もいちご新聞でみんなに会えることを楽しみにしています!

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