9月のメッセージ

 今年の夏は、梅雨の時期が長かったせいで、雨や曇りの日が多かったですね。長雨どころか大雨の地域もあり、九州地方は大雨による土砂災害で大きな被害が出て、大勢の人々が避難して不安な日々を過ごさなければなりませんでした。
 大雨も困りますが、逆に雨が降らなければ、今度は水不足の問題が起こって農作物に被害が出るのですから、いくらコンピューターやAI(人工知能)が私たちの生活を便利なものに変えようとも、人間は大自然の中で生きている小さな存在であることを忘れてはならないと思い知らされます。
 私たちは大自然がもたらす、喜び、悲しみ、楽しさ、苦しさ、そのすべてを受け止め、自分勝手に破壊するのではなく、大切にしていかなければならないのに、どこの国も経済力や武力で優位に立とうと自然をないがしろにしがちです。近年、主要国が集まる国際会議では環境問題が大きく取り上げられて議論されていますが、その一方で、核兵器を作ったりミサイルを発射する国があることや、紛争のニュースが後を絶たない現状に矛盾を感じてしまいます。
 王さまはこういうニュースを見るたびに、みんなが仲良く助け合って生きていくことが出来れば、このような問題は起こらないのに・・・と心から思います。
 人と人、集団と集団、国と国が、仲良く助け合って生きていくことの大切さにみんなが気づいて、お互いに信用し合えれば、無駄な軍事費は必要なくなり、本当の意味で地球の環境は守られ、人間がこの地球でより長く快適に生きていくことが出来るはずです。

 夏休みに山に行ったり、海に行った人も多かったと思いますが、そこで見た美しい自然が、この先、破壊されてしまう未来に向かっているとしたら、みなさんはどう思うでしょうか?
 そうなることを防ぐために私たちに出来ることを考えた時、やっぱり、みんなが仲良く助け合うことを1人1人から始めることしかないと王さまは思います。
 いちご新聞は創刊前のPR号から、『みんなで友情と思いやりの世界を作ろう!』をスローガンにしてきました。もう44年間、620回に渡って、いちごの王さまのメッセージでそのことを訴えてきたけれど、まだまだ浸透していません。でも、みんなが応援してくれていることを感じているし、お手紙で応援してくれるお友だちもいます。これからもあきらめないで頑張り続けましょう。
 一人でも多く、一緒に仲良しの輪を広げてくれるいちごメイトが増えてくれたらいいな、と思っています。

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