2023/01/10

いちご新聞2月号|いちごの王さまからのメッセージ

寒さに負けず、元気に過ごしましょう☆

 いちごメイトのみなさん、1年で1番寒いこの時期、寒さに負けないで毎日頑張っていますか?
 考えてみると、王さまが小さい頃は今のように各部屋にエアコンなんてなくて、炬燵と火鉢で暖を取っていました。
 王さまのおばあさんが、冬の間はいつも長火鉢に手をかざしながら座っていた姿を今でもよく思い出します。
 当時は「着ると発熱して暖かい」なんていう繊維はなくて、冬でも木綿か絹でした。木綿に綿を入れて、防寒具として綿入れという今でいうキルティングみたいなものがあり、受験勉強の時は綿入れの褞袍を着て、温かいお茶をすすりながら深夜まで勉強を頑張ったものです。
 
 でも、こんなに寒くても、2月は暦の上ではもう春に分類されます。2月3日の節分は「季節を分ける」という意味で、立春(毎年2月4日頃)の前日が節分に当たります。みんなは節分というと“豆まきの日”だと思っているだろうけど、本当は新しい季節を迎える前に、邪気を追い払う儀式の日なのです。「福は内 鬼は外」と大きな掛け声をかけ合いながら、炒った豆を撒く風習は日本ではかなり古くから行われており、豆は『魔滅(魔を滅ぼす)』と言われ、鬼に豆をぶつけると邪気を追い払えると考えられてきました。
 王さまもこの言い伝えを信じて、今年も節分の日には玄関と家じゅうの窓を開けて、大きな声で豆まきをしたいと思っています。
 
 2月には、節分以外に『初午』と『バレンタインデー』があります。
 『初午』は2月最初の午の日に稲荷神社で行なわれるお祭りで、江戸時代、子供たちが寺子屋へ入門する日だったことに由来しています。今で言う小学校の入学式ですね。
みなさんのお家の近くのお稲荷さん(稲荷神社)でも初午祭をやっていると思いますよ。
 
 そして、2月14日は楽しみにしている人が多い『バレンタインデー』。王さまはバレンタインデーと聞くだけで、なんだかドキドキしてきてしまいます。多くの人々が愛する人に気持ちを伝える日だと思うと、みんなのドキドキが王さまに伝わってくるからかな?
 好きな人に勇気を出して告白する人もいるだろうけど、バレンタインデーは、日頃心の中で思っている感謝の気持ちを伝える日でもいいんじゃないかと王さまは思います。チョコレートじゃなくても、その人が好きなお菓子を選んで「いつもありがとう」の一言をカードに書いて贈れば、みんな幸せな温かい気持ちになれます。
 バレンタインデーは『愛を伝える日』。その『愛』の意味を拡大解釈してもいいんじゃないかなって王さまは思うんです。
 
 外はまだまだ寒いけど、2月は楽しい行事が盛りだくさんです。行事を1つ1つ楽しんでいる間に、だんだん春が近づいてくる気がします。
 みなさん、風邪を引かないように気をつけながら、一緒に春の訪れを待ちましょう。
 

関連キャラクター