いちごの王さまからのメッセージ

3月のメッセージ

今年の冬は暖冬と言われていましたが、それでも真冬の寒さは厳しく、外に出る時はマフラーや防寒ジャケットが手放せませんでしたね。寒いからと言って家の中でじっとしては心まで暗くなってしまいそうで、寒空の下でも王さまは友だちに会いに出かけたり、近所をお散歩したりしていました。
ただ、街中ではインフルエンザが流行していたので、王さまのお友だちも数人かかった人がいたけれど、出かけた後は手洗いとうがいをしっかりしました。王さまは去年、予防接種を打っていたのにインフルエンザにかかってしまって、1週間以上も外出を禁止されて寝ていなければならず、とても苦痛だったことが頭の中に残っているからです。みなさんのまわりではインフルエンザは大丈夫でしたか?まだまだ油断は禁物ですから、気をつけて過ごすようにしましょう。

さて、3月の声を聞くと、お庭では桃の木の蕾がふくらみ、可愛い桃の花が咲き始めます。私たちの体感的にはまだまだ寒いけれど、少しずつあたたかい春に近づいていることを感じて、うれしい気持ちになりますね。
たぶん、今から千年以上昔の人も同じように、この季節に咲く桃の花を見てうれしい気持ちになって、『ひなまつり』を3月3日に決めたのでしょう。
日本における『ひなまつり』の歴史は古く、千二百年前の平安時代から今日までずっと続いてきた伝統行事です。5月5日の端午の節句と共に子供の健やかな成長を願う行事として、時代が移り変わっても、代々、家族が集まって行ってきました。本来は親が子供をお祝いする行事ですが、大人になって自分が無事に成長できたことを両親に感謝する心を持つことも大切なことだと思います。だから、1年に1回の『ひなまつり』の日には、家族や親戚、近所の人、小さな頃から一緒に成長してきた幼なじみの友だちが集まって、みんなでちらし寿司を食べて甘酒を飲みながら、一緒に楽しく語らう機会にしてほしいと王さまは思っています。
そして、春になって暖かくなってきたら、どこかへ出かけようとか、桜が咲いたらお花見しようとか、楽しい計画を立てて、今年は去年よりもさらにみんなが仲良く暮らせたらいいですね。
王さまも仲良しの人たちと楽しいイベントをいろいろ計画しています。みなさんの楽しい計画も教えて下さいね。

関連キャラクター