いちごの王さまからのメッセージ

8月のメッセージ

みなさん、暑い毎日が続いていますが、元気に頑張っていますか?
今から58年前の1960年8月10日、サンリオは“みんなが仲良く助け合って幸せに生きていってもらいたい”という願いを込めた『Small Gift Big Smile!』を合言葉に、小さな可愛いギフトを贈り合うソーシャルコミュニケーションビジネスの会社として誕生しました。

58年前と今とでは、人々の暮らしは大きく変わりました。王さまが思う一番大きな変化はスマートフォンの登場です。現代の人々はスマートフォンを片時も手放せない生活を送るようになりました。ニュースも映画もいつでもどこでもスマートフォンの画面で見られるようになったのです。
買い物も毎日の食事のための生鮮食料品以外はスマートフォンからのネット通販で買う人が劇的に増え、人々の時間の使い方は大きく変わりました。人々はウィンドウショッピングに出かけなくなり、話をするだけならSNSを活用するようになりました。
それでも、クリスマスやバレンタインのギフトや誕生日、結婚祝いの贈り物は、実物を見ながら買い物をするという人がまだまだいて、サンリオのお店でも、楽しそうにプレゼントを選んで可愛くラッピングをしてもらっている人が、昔と変わらず多いです。

今の若い人は、海外の高価なブランド品を持つことよりも自分が本当に好きなもの、また憧れている人への共感によって満足感を得るようになったので、タレントやアニメの主人公に憧れて、遠くまで会いに行ったり、一緒に写真を撮ったり、グッズを買ったりしています。タレントや有名人のトークショー、歌や踊りのライブイベントは、やはり自分が直接出かけて行って参加することに意味があるので、スマートフォンで見るのとは満足感が全く違うのです。
このことはサンリオピューロランドに行くとはっきりと分かります。ハローキティ、マイメロディ、シナモロール、ぐでたま…その他たくさんのキャラクター達と一緒に写真を撮っているファンの表情は、とても嬉しそうで、なんとも幸せそうです。
みなさんの幼い頃から身近にあったサンリオキャラクターたちが、今日ではアジアだけでなく、アメリカ、ヨーロッパ…と世界中のファンに満足感を与える存在になりました。台湾のエバー航空のハローキティジェット、6月30日から運行を始めたJR西日本のハローキティ新幹線など、キャラクターの力によるソーシャルコミュニケーションで世界がひとつになる機会はたくさんあります。
言語や風習の壁を越えて、世界中で愛されるサンリオキャラクターたちをこれからも応援して下さいね。

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