みなさん、ごきげんいかが
シエルです。
今日はさっそくニィナとチーコの
話の続きをするわね。
チーコに角と翼
を可愛くしてもらった
お花のついた翼が嬉しくてニィナが羽ばたくと、
軽やかに空にふんわりと浮かび上がりました。
「ニィナったらなんて素敵なのみんなに見てもらわなきゃ。
こんなにも軽やかに空を飛べる子はそうはいないわよ」
自分のことのように喜ぶチーコに、
ニィナが照れたようにたずねました。
「チーコ ってどうしてそんなに元気なのカナ」
「これからおこる楽しいことを考えているからよ」
うなづいて聞いているニィナにむかってチーコは話し続けます。
「私、将来はスタイリストになって
みんなのステキなところをうーんとひきだしてあげたいの」
そのとき、ニィナが驚いたように
部屋の片隅を指さしました。チーコがふりむくと、
部屋の片隅においてあった
タマゴがパープルに光りはじめていたのです
自分の使命に目覚めた時、タマゴが虹色のどの色かに
色づく話を前に私がしたことを覚えていらっしゃるかしら
チーコについにそのときがきたのです
スタイリングでその人のいいところを
引き出して幸せにしてあげる…
それがチーコの使命だったのね。
おめでとう!チーコ
素敵な使命を見るけることのできたチーコに私、
嬉しくてたまらなかったわ。
他の子ども達もチーコに続きますように

コメントは停止中です。