洞窟についた
アロ。
中は真っ暗なので、
ろうそくの光をたよりに進むしかありません。
ゆっくり進んで行くと…
「ドテッ!」
なにかとぶつかりました。
ふわっとしたピンクの毛、まあるい耳…。
ルゥです!
「大丈夫ですか!?」
「ろうそくが消えちゃって…
適当に歩いていたら迷っちゃった…」
「無茶をするからです!何で勝手に
いっちゃうんですか?ひとこと言ってくれればおともするのに!」
「…ごめん。でもいてもたって
もいられなくってさ。何もしないでいるより
可能性が広がるだろう?怖がってじっとしていても、
何も解決しないからさ」
「分かりました。でも、ここからは
一緒に行きましょう!ひとりよりふたりです
冒険の鉄則です!」
「うん、サンキュ…」
そして、ふたりはゆっくり洞窟の奥へと
歩きはじめました。

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