いちごの王さまからのメッセージ
10月のメッセージ
みなさん、毎日元気に頑張っていますか?今年も四季のうちの春と夏が終わり、もうすぐ秋、そのあと冬がやってきます。カレンダーを見れば、2018年もあと3枚。10月、11月、12月の3ヶ月を残すのみになりました。月日が経つのは本当に早いですね。
でも、今年も日本のあちこちで起こった大きな災害の被災地の人たちにとっては、復興がなかなか進まない状況下で大変な思いをしながら、1日1日頑張って暮らしているのだろうと心が痛みます。
西日本の豪雨で家が流されてしまった人、土石流で道路が寸断されてしまった集落など、被災によって暮らしが一変してしまった人々は、今現在、どうやって暮らしているのだろう?元の暮らしに戻れたのかな?また、同じような大雨が来たら、対策は大丈夫なのかな?と心配が尽きません。
東京で暮らしている王さまも、大型の台風や局地的雷雨のたびにニュースでは警戒が呼びかけられ、交通機関が止まったり、住宅地に冠水したなんてことが報道されているのを見ると、真っ先に考えるのは大切な人のことです。家族や親しい友だちが、今、この瞬間、何処で何をしているか不安になります。
外を歩いて雨に濡れていないだろうか?電車が止まって中に閉じ込められていないだろうか?
心配で仕方なくなって電話をしてみると、繋がれば安心できるけど、留守番電話になってしまうと折り返し電話が来るまで心配でたまりません。
そういう時に思うのです。やっぱり、人は一人では生きられないのだなって。
普段は『誰にも干渉されないで自由に生きていたい』と思っているかもしれないけれど、本当に1人ぼっちだったら・・・、災害が起こった時に誰にも頼ることが出来なかったら・・・と考えると、ものすごく不安になりませんか?
だから、日頃から家族や友だち、大切な人とは連絡を取り合って「元気?」のひと言でいいから声を掛け合って、いつも心で繋がりながらお互いに支え合って生きること。それがいつ、何処で、何が起こるかわからない私たちには必要なことだと王さまは考えています。
『困ったときにはみんなで助け合うんだ!』という気持ちをそれぞれが持っていれば、どんな時にも心強くいられると思うのです。