トップメッセージ

 “みんなが仲良く助け合って幸せに生きていってもらいたい”という願いをビジネスに託そうと『Small Gift Big Smile!』を合言葉に小さな可愛いギフトを贈り合うソーシャルコミュニケーションビジネスを起業してから今年で59年になります。
 今日の消費の動向を見てみると、消費者の生活の中心にあるものはスマートフォンで、人々はスマートフォンを片時も手離せなくなっているため、当然、消費行動も少し前とは大きく変化してきています。ニュースは新聞でなく、スマートフォンで見るようになり、映画館に出かけて行って観るものだった映画はいつでもどこでもスマートフォンの画面で見られるように変化しました。
 さらに、買い物においてもネット通販が台頭し、毎日の食事のための生鮮食料品と化粧品、薬を除いてはスマートフォンからの通販で買うことが普通になりました。しかも人々は生活に必要なものは既に持っていて、十分満ち足りているので新しく購入する必要がない、と感じていることも調査から明らかになっています。
 スマートフォンがここまで生活に入り込んでくる前には、人々はそれでも洋服やバッグを買うために高級なデパートや専門店に出向き、高級なブランド品を手に入れることに憧れと誇りを持っていました。ところが、スマートフォンの普及に伴って人々の生活は変化し、考え方も変わってきたのです。まず、人々はウィンドウショッピングには出かけなくなり、話をするだけならSNSを活用すればいいので、時間の使い方が変わりました。本当に自分の好きなもののためだけに行動し、人の価値ではなく、自分の価値で商品を選んで買い物をするようになり、一般的にブランド品と言われている老舗ブランドの商品を高いお金を払ってまで買いたいと考える若者は減りました。以前は大都市の有名百貨店でしか買えなかった高級ブランド品が、今日では地方の百貨店をはじめ、量販店や通販でも買えるようになったため、ブランド品を持つことを特別なことだと感じられなくなったということもあるでしょう。
 その一方で、クリスマスやバレンタインのギフトや誕生日、結婚祝いの贈り物は、やはり百貨店やギフトショップに行って実物を見ながら買い物をする人がまだまだたくさんいます。
 現代の若者たちは、どこでも買える高価なブランド品を持つことに興味が薄れ、それよりも自分が本当に好きなもの、また憧れている人への共感によって満足感を得ており、タレントやアニメの主人公に憧れて、遠くまで会いに行ったり、一緒に写真を撮ったり、グッズを買ったりしています。タレントや有名人のトークショーや歌や踊りのライブイベントは、やはり自分が直接出かけて行って参加することに意味があり、スマートフォンで見るのとは満足感が全く違います。
 このことはサンリオピューロランドに行くとはっきりと分かります。既にタレントであるハローキティ、マイメロディ、シナモロール、ぐでたま・・・その他たくさんのキャラクター達と一緒に写真を撮っているファンの表情は、とても嬉しそうで、なんとも幸せそうです。
 みなさんの幼い頃から身近にあったサンリオキャラクターたちが、今日ではアジアだけでなく、アメリカ、ヨーロッパ・・・と世界中のファンに満足感を与えています。台湾のエバー航空のハローキティジェット、6月30日から運行を始めたJR西日本のハローキティ新幹線など、キャラクターの力で世界が1つになる機会はこれからもたくさんあります。

 言語や風習の壁を越えて世界中で愛されるサンリオキャラクターたちに、これからも皆様の応援をよろしくお願い致します。

2018年7月
代表取締役社長 辻 信太郎

代表取締役社長 辻 信太郎
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